事故災害 石油コンビナート等における地震災害

石油コンビナート等における地震災害

年  月災 害 名 災 害 の 概 要
1964年6月新潟地震震源地は新潟市粟島南西海底でM7.5、新潟市の震度は5ないし6、出火は9件の事業所から発生、特に昭和石油(株)新潟製油所等で発生した2つの火災により、260世帯1,466人の罹災者を出した。
1978年6月宮城県沖地震震源地は宮城県沖でM7.4、震度は仙台市等で5、東北石油(株)仙台製油所の屋外貯蔵タンクが破壊され、油が流出した。
1983年5月日本海中部地震日本海で地震発生、秋田市東北電力秋田火力発電所の原油の浮きタンクで火災が発生、新潟でも石油タンクの溢流が発生した。
1995年1月兵庫県南部地震淡路島北部付近を震源地としM7.2、石油コンビナート等特別区域では火災の発生、漏油はなかったが、多大な損傷を受けた。
2003年9月十勝沖地震北海道沖を震源地としM8.0、苫小牧市では震度5弱を観測した。苫小牧市出光興産(株)北海道製油所で危険物タンクから火災が発生し、特にナフサタンクは44時間炎上し全焼した。
2011年3月東北地方太平洋沖地震東北地方太平洋沖地震
①久慈地区では津波により屋外タンク貯蔵所が破損、石油が流出した。また地上設備の多くが津波により破損した。
②酒田地区では内部浮きぶた付き屋外貯蔵タンクの内部浮きぶたが破損した。
③仙台地区では津波後に発生した火災により屋外タンク貯蔵所等が焼損、複数の特定事業所の屋外タンク貯蔵所付属配管等が破損し石油が流出した。また2km圏内(2市1町)の住民に対し避難指示、1市は津波により既に避難中、1町は3千人(推定)が避難、1市は居住者がいなかった。 ④いわき地区では屋外貯蔵タンクの不等沈下等をした。
⑤鹿島臨海地区では可燃性ガス施設(ガスホルダー)の火災等があった。
⑥京葉臨海中部地区では液化石油ガスの貯蔵施設で火災及び爆発が発生し、近隣の製造所等へ延焼した。また1地区(1市)の住民に対し避難勧告、1,142名が避難した。
⑦京浜臨海地区では浮き屋根式屋外タンクの浮き屋根の沈降等があった。