実動訓練

実動訓練

実動訓練は、図上訓練が教室、会議室、体育館等室内で地図を用いてシナリオなどに沿って口頭・文書により机上で進行するのに対し、室外の訓練会場の現地で実際の人や物を動かして進行する訓練を言います。その意味では、訓練が「見聞による知識の修得」「状況を考えた机上の判断処置」「実際に訓練して習得」の順序で深化するとするならば、訓練の第一段階が講義・講演・セミナー、第二段階が図上訓練、第三段階が実動訓練と訓練の最終段階に位置づけられます。

実動訓練図

※実動訓練は、この表以外にも原子力防災訓練、国民保護訓練があります。

この表は、高橋洋著、「本当に役立つ『防災訓練』とは?!」(2007防災時報229)を基本にしつつ、当NPO法人の元幹部自衛官が20年以上に及ぶ訓練参加、訓練企画、陸自学校教官・研究員等の実務経験を加味して作成したものです。

実動訓練の特性

実動訓練は、起こりうる災害を想定し実際的に行えるため、臨場感に溢れたもっとも効果的な訓練となりますが、反面準備に多大な時間、資機材、労力を必要とすします。  実動訓練は、他の訓練に比し、実際に人・物を動かして訓練を行うため、見積計画の問題点を発見しやすく、防災計画や防災マニュアルの改善にも反映し易いものです。